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『キッズ・リターン』を見て「オレはあのタクシー運転手の役のように……」なんて思うな

2009年12月03日 23:58

別にボクシングだから、というわけでもないんだが、
少し前にツタヤで『キッズ・リターン』という映画のDVDを借りてきて見た。



これはいい映画。

まず、安藤政信がめちゃくちゃにカッコいい!
これがデビュー作だったらしいけど、瑞々しさがあってすごくいい。
たまんない! もう惚れそうなぐらいに。

いいなぁ、オレもあんな顔立ちだったらなぁ。
あ、でも高校んときのオレにちょっとだけ似てるかもしれない。
着てる学ランとかそっくりだし。
あと映画の舞台が男子校で、中途半端な進学校ってのも共通点あるね!
おお、オレとそっくりじゃん!(鏡は見るな)

と、まぁそんなどうでもいい感想は置いといて。


高校生のワル2人が主人公。
高校時代、それはもう好き放題、自由気ままに振る舞う。
そして卒業後、ひとりはプロボクサーの道に、
もうひとりはヤクザの道に……。

この映画は「青春映画」という括りでいいと思う。
まぁいわゆる青春映画な華やかさも楽しさも一切ないんですが。
じゃあなにが青春なんだよ、っていわれたら、
それはもう“挫折”だろう、と。

高校を出たあと、それぞれの道で成功しようと奮闘する2人。
でも、2人とも若い、若すぎるんだな。
その若さゆえの考えの甘さだったり、
高校の延長でのやんちゃっぷりだったりが原因で失敗してしまう。
そして、それ以上に社会の厳しさが、というよりこの映画では汚さ、だろうか。
なにかそういったものが若い人間をつぶしていくように見えてしまった。

しかも僕にとってはまた違った、これはもう見る時期が悪かったです、
としか言いようがないことなのだが。
この映画ではその2人の姿以外にも、フツーの営業マンになって、
そしてその仕事を辞めてタクシードライバーになる青年の姿も描かれている。
なんだか自分はそこにばかり目がいってしまって。

だって、そのタクシードライバーの役があんまりにも惨めな役だったりして、
「あぁ、オレもこんなふうに会社にいいように使われて……」
なんてことを考えてしまいそうになる。
学生のうちが華で、
社会に出たら死んだも同然のような人生が待ちかまえているんじゃないか、と。
危ね、危ね、そっちはあんまり考えないほうがいいことだ。
映画の中で一切救いが用意されていなかったりするから。



メインの2人には、確固たる希望はなくとも、
どこかへ通じる可能性のある道筋が、用意されているようにも映る。

それぞれの道で挫折を経験してきて、おそらくは数年ぶりに2人が偶然に出会い、
あのころとなにも変わらないように思える高校の校庭を
自転車で2人乗りをして、じゃれ合いながら会話を交わすラストシーンを見て、
「映画っていいなぁ」と心から思えた。

オススメです、若いうちに見ておこう。



コメント

  1. 鉄人 | URL | -

    Re: 『キッズ・リターン』を見て「オレはあのタクシー運転手の役のように……」なんて思うな

    >>でも高校んときのオレにちょっとだけ似てるかもしれない。
    あっ!似てる似てる!

  2. だらんでろん | URL | -

    >>鉄人さん
    > あっ!似てる似てる!
    オレこれから「似てる芸能人は?」って訊かれたら、
    「安藤政信ですっ!」って胸を張って答えることにするよ。

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