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「笑い飯はもう絶対ネタがありません」

2009年12月21日 19:33

M-1、おもしろかったね。


オレ、久しぶりに見たわ。
たしか去年、一昨年は見てなかったんだよ。
で、今年もそんな見る気なかったんだけど、一応録画だけしてあって、
それを今日の朝見た。

M-1はお笑い番組のくせにやたらと緊張感があって見ていて疲れるし、
それとCMの多さにストレスがたまって、せっかくおもしろいネタやってるのに
そのせいで台無しなることがある。

だから、まあ録画でいいや、と。
そんな、お笑いに身を削っている人たちの生き様が見たいわけじゃないし。
コンビ紹介VTRみたいなものも早送りしてしまう。
ネタがおもしろければ、それで。


ちょうど見ようと思ってテレビつけた瞬間に朝のワイドショーで
「今年のM-1優勝はパンクブーブーです」ってネタバレされたし。
オイオイ。


うん、しかしこれはもうパンクブーブーの優勝で文句なしって感じだったね。
結果を知りながら見てると、パンクブーブーの予選のネタが終わったあとに
松本と紳助がしきりに「笑い飯は決勝のネタがもうないから」って言ってるのが
すっごいおもしろかった。この段階でもう優勝誰になるかがわかってたんだろうか。

ちなみにオレの手元の採点シートを見てみると(一応点数つけながら見てました)
やたらとハライチを高評価してる。92点だって。笑い飯に次ぐ2位に置いてるわ。
あの坊主のほうがいいキャラしてるかなって思うんだよ。

もう見てて、いい意味でイラつく。
暑苦しさだったり、表情だったり、しゃべるテンポだったり、
全部が、いい意味で、イラッとくる感じ。そのつくり方がうまいと思う。
今回初めて見たんだけど、結構好きかもしんないなぁ。
それと相方のほうが、ネタ中に時折笑っているような気がするんだ。
ネタ振りだけして、あとはまかせっきりなスタイルなんかも
飄々としていて、なにか惹かれるものがあるなー、このコンビ。
これから活躍してほしいです。



そう、なんかこんな感じでお笑いの話を誰かとすることがなくなっちゃったのが、
M-1、その他諸々のお笑い番組に興味がなくなってきた原因だと思う。

高校んときはやたらとしていたんだよ、
どのコンビがおもしろいだの、あのネタはすごいだのって話をさ。
まあそういう年ごろなんだろうね。お笑い通を気取りたがる。

いや、ごめん。正直今でもそういう病気からは抜け出しきれていないわ。
その、お笑いとかに限らず、いろんなジャンルでマイナーなものを指向したがる感じ。
オレはほかのヤツらとは違うんだぜ的な……、
やめよう、この話は。これ、どこまでいっても出口がないから。
非常に根の深い問題だから。もうそのことはそっとしておいてあげて。


大体、そんな話がしたかったわけじゃないじゃん。
「M-1おもしろかったね」ってそれだけのことじゃん。
どうしてこんな話になってんだよ、
あぁそうか、ああやって点数をつけたりして優劣を競うその様子を
お笑いのことなんか正直よくわからない素人に見せることで、
勘違いしちゃうんだな。
それで挙句の果てには、点数つけながら見ちゃう、
オレみたいな人間が出てきたりしてアイタタタ……。

ひとりでフツーの定食屋に入るだけなのに、未だにものすごくビビる

2009年12月20日 19:53

気分転換に近所の中華料理屋に行ってきた。
高いところじゃなくて、定食屋みたいなところね。

最近だんだんと肝がすわってきた、というか
初めてのお店にふらっと入るのも、あんまり怖くなくなってきた。

ん、フツーの人は別にメシ屋入るのに、いちいちビビったりしないの?
いや、ビビるだろうがよ。
だってチェーン店じゃない店なんて、なにが出てくるかわかんないんだぜ?


だから初めてのお店は、まず入る前に大体の状況を把握しておくことが肝心。
お店の前にメニューが置いてあることが多いから、
それを確認して「よしっ、じゃあこのランチセットを頼もう」と。
店の外からメニューが一切把握できない場合は、
オレにはハードルが高すぎて、入店をあきらめるよ。

それと店内の様子を外から覗けるとありがたいよね。
ひとりで食べている人がそれなりにいたら、
「おぉ、この店はひとりでも大丈夫そうだな」って。
これ結構大事なこと。

カウンター席があれば間違いなくひとりでもOKになるんだろうけど、
テーブル席しかない店だと、ひとりはちょっとどうなんだろうって思うよね?
別に断られることはそんなないだろうけど、
入ってみて居心地がわるかったらイヤじゃん。

だから、外から確認しておっさんがひとりで黙々とメシを食ってたら安心する。

そう、なんかくたびれた感じのおっさんがいるような店のほうが入りやすい。
それと近所の店だから、あんまり平日は人が入ってなかったりする。
だから、最初に行くときは休日のお昼どきをねらう。
そうするとほどよく店内に人が入っていて、一応安心できる。

ここまでが入店前にしておくべき、ある種の儀式みたいなものだ。


全然肝すわってねーじゃねえか。ビビりまくりだろうが。
まーこういう性格なもんで。

あ、あと大事なことはお店に入ると必ず
「おひとりですか?」みたいなことをきいてくるから
ここで「……はい」と、なんでもないことのように
さらっと対応する、この身のこなし方を体得しておく必要がある。

こればっかりはある程度場数を踏まないとどうしようもないかな。
オレも最初のころは
「え、ええ、ひとりでもだ大丈夫ですかね?」
なんてやたらと卑屈になっていたが、どうやらその必要はないらしい。

ここでひとつコツを教えておくと、少し疲れた顔をしながら店に入るといい。
僕ももう今年で大学を卒業する年齢なわけだけど、
イマイチ貫禄みたいなものがなくて。というより、見た目が幼いんだわ。高校生ぐらいに。

だからそのフレッシュなオーラはできるだけ消していく。
そのほうがなめられずに済む。

多くの敗北を味わい、もはや未来になんの希望も見いだせないが、
それでも人間、生きていかなくちゃいけないんだよな、
って、そういう表情をしながら、
お店に入る。



なんで定食屋に入るだけなのに、いちいちこんな気遣いがいるんだよ!?
まーこういう性格なもんで。仕方がない。

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注文した餃子セットは、なかなかおいしかったです。
具がぎっしりつまっているタイプのもので、かなりお腹がふくれた。
このお店は今後も利用可能だ。


この時期は寒くて家から一歩も
というより、布団からも出たくない気分ですが
近所の、全然うまそうじゃない定食屋にふらっと行ってみるなんてどうだろうか。

単純なことだけど、これで案外いい気分転換になる。

クリスマスを目前に控えて、華やぐ街の中、
仮に居場所があるとするなら、そんな小汚い定食屋だよ。

大学生ならオールするよな、そんですごく無意味な時間を過ごすんだ、でも別にそれでいいんだ

2009年12月19日 14:58

水曜日から木曜日にかけて、珍しくオール。
いつ以来だろうオールなんてするの。
まあ僕の場合はホント数えるぐらいしかオールなんてしてないわけです、
この大学4年間で。

そんなんで木曜日の昼ごろ寝たら、
そのままずーっと金曜の明け方まで寝っぱなし。

12時間以上余裕ッス!

昨日の明け方に関東地方で起きた地震は、布団に入ったまんま、
「おー揺れとる揺れとる」と、そんな感じ。
一応、ニュースを見て、うん、大した地震じゃない。
そしてまた少し寝た。

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今回は高校んときの友達と飲んでた。
最初2人で飲んでいて、もう1人が10時過ぎぐらいにバイト終わりで合流。
どうすんだよ、こんな時間に来て。
もうすぐ電車なくなるよ。まー朝までッスかね。

オールするなんてバカげてる。
ずっとそう思ってた。いや、今でもそう思ってるよ。
だから別にあの場で帰ることもできたし、
それに今まで、そうやってオールするのは極力避けてきたんだと思う。

でも今回は、まーいいや。今日はこのままいこう、と。


最近になって思うのは、人と無駄な時間を過ごすことって、実は大事なんじゃないかと。
そして僕の大学生活において、足りなかったことのひとつに、
この、他人との無駄な時間がある。

オールってのは、正直そんなに楽しくない。
特に今回なんて総勢3人による飲み会。
メンツからして、そんなはしゃぐようなものでなく、
ぐだぐだとひととおりしゃべれば、もうネタも尽きてくる。
結局、友達の家で夜中の3時過ぎには寝てしまったな。
そんで5時ぐらいには山手線が動き出すから、それに乗って家路につく。

この程度ならもっと事前に
みんなが集まれるときにやれば、オールなんかしないで済む。
大体計画からして「明日、飲もうか」でやるからいけない。


結局のところ他人と過ごすのはあまり効率的じゃないんだ。
今回のオールにしたって、なにか意味があったかっていったら、
ないよ。そのあとの1日を無駄にしてしまうほどの価値なんか、ない。

でも、あんまり焦らないほうがいい。
人との付き合いは、昨日の今日で意味なんか生まれない。
というより、あんまり具体的な意味とか、そういうんじゃない。
とにかくあやふやなもので、そのあやふやさに身を任せるんだ。

自分でコントロールしようとしないほうがいい。
そうやってコントロールできる、自分が予測できる範囲内には、
他人と付き合う本当のおもしろみは、たぶんない。
自分じゃ、絶対に思いつかないようなことを相手はしてくるし、
それに対して、ときどき自分でも驚くような対応をしてしまう。

でも結局そういうのも、自分ひとりだったら起きなかったこと。


だからもっと、誰かといっしょになって時間を無駄にすればよかった。
これが僕の大学生活の、イチバンの反省点かな。

誰かといっしょに時間を無駄にすることは、大学生の多くがしてしまうこと。
そして一見、無意味に思える行為の代表例だと思う。
その無意味さが、僕は許せなくて。ひとりでいるほうが、はるかにマシだと思ってた。

そりゃあイチバンいいのは価値のある時間を過ごすことだけど、
それってそんな単純なもんじゃないし、
あんまりそういうものだけにガツガツしてしまうのは、たぶん疲れる。
一生懸命になんて、誰しもがなれることじゃないよ。
それに現在の自分の価値観だけで、価値のあるなしを判断するのは危ない。
だってお前、そんなに賢くないだろーがよ。

じゃあ次になにを目指したらいいか、って。
それは、誰かといっしょに過ごすことだと思う。
別に楽しくなくても、意味がなさそうでも、
少し無理をしてでも、誰かといっしょの時間はつくったほうがいい。

この大学4年間の、ひとりの時間は比較的楽しかった。
でも残念なのは、ひとりで過ごした時間は
誰とも思い出話で盛り上がれない。すんごく当たり前のことだけどね。

でも、この当たり前のことをもっとちゃんと意識しておかなくちゃいけなかった。
学生時代の出来事の価値は、その瞬間だけで決まるものじゃない。
あとあと、当時のことを振り返って、思い出話に花を咲かせているときに
初めて価値が生まれてくるかもしれない。

だから、フツーの、すんごいフツーで
それでいてちょっぴし人付き合いが苦手な大学生が、
やっておいてイチバン損のない行為は、
誰かといっしょにいることだと思う。

多少無理をしてでも、メンドーに思えても、これだけはやっておいたほうがいい。
あんまりいろいろ考えすぎず、テキトーでいいから、誰かといっしょにいればよかった。

誰かといっしょにだらだらしていた時間は
あとから意味のあるものとして回収できるかもしれないけど、
ひとりでだらだらしてしまった時間は絶対にとり返せない。
だってもうなにも覚えてないんだもん。

ひとりでなんでもできると思ったら、大間違いだ。

ソフトバンクのケータイは全然つながらないけど、そのことは放っておいてほしい

2009年12月16日 11:52

一昨日の昼ごろのものだけど、
ちょっとおもしろかったので、貼っておく。

「東京終了のお知らせ」

iGoogleで表示される天気がバグって、めちゃくちゃな気温になってた。
東京でマイナス34度って……。
じわじわと最低気温が更新されていくのもポイント。

おそらくアメリカ辺りに隕石が落下して、地球の気候がおかしくなってしまったんだろう。
どの道、もうこの星では人間は暮らしていけないのに、
ネットの天気だけは今日もたんたんと更新されていく。

なんてことをこの表示を見ながら静かに妄想していたんだけど、
案外、「地球終了のお知らせ」もこんなふうにして
さらっとネットのニュースなんかで知ることになるんじゃないだろうか。
急いで「地球終了 やるべきこと」と、Googleで検索したりして、
なにをしたらいいのか迷っているうちに最後のときを迎えるんじゃないだろうか。
そんときの2ちゃんねるの盛り上がりっぷりは、きっと楽しいだろうなー、なんて。

============

そうそう、ゼミ合宿で利用した研修所、
ケータイの電波が入らないところだったんです。
あー違うな、もうちょっとちゃんと説明しておく必要があるな。

“ソフトバンクの”ケータイが通じなかったんです。

流石、ソフトバンク! 安さをことさらアピールするだけのことはあるな。
山間部に行くと途端に電波が入らなくなる。
ときどきニュースなんかで
遭難したときにケータイで助けを呼んだ、なんてことを聞くことがあるけど、
あれはきっとドコモのケータイだろうな。

ソフトバンクのケータイじゃあ助かるもんも助からねえ。
新しいCMをつくる費用を少しでも基地局の増設に回してもらえたら……。


行く前から研修所は結構山ん中だよ、ってことは聞いていて、
もしかしたらケータイ通じないかもなーなんてことを友達としゃべってたんだけど、
まさかオレのケータイだけ通じないなんて。

意外とまわりは、ソフトバンクユーザーが少なかった。
だから「あーぁ、かわいそうに」なんてことを言われたんだけど、
その「かわいそうに」には相手が意図しないうちに、2つの意味が込められることになる。

ひとつはもちろん、ケータイの電波が入らないこと。
そしてもうひとつは、正直、オレ全然困らんのだわ。ケータイの電波なんか入らなくても。
どうせ3日間ぐらいだろ。メールなんかこねぇよ。

そんなんだから「あーぁ、かわいそうに」って言葉が、
ケータイの電波が入らなくても大して困らない
オレの交友関係に向けられているような気がして……。

大体、おかしいだろ。
なんで3日間ぐらいケータイの電波が入らないことが
そんなに大問題としてとり上げられなくちゃいけないんだ!

むやみやたらに相手のケータイの電波事情に同情するのはやめたほうがいい。
その言葉は、知らぬ間に相手を傷つけることになる。



案の定、東京に戻ってきてメール確認をしたところ、
ブックオフとツタヤのセール情報以外届いていなかったよ。


いや、ここでの真実は違うな。
ブックオフやツタヤというオレの「友達」からちゃんとメールがきていたじゃないか!

ごめんよ、ブックオフ、ツタヤ。
今度セールやるときは絶対遊びにいってやるからな!
お前らだけがオレにメールをくれる数少ない友人だ。
ありがとう。

ゼミ合宿なんて行きたくないと思ってたけど、それは考えすぎなんだよ

2009年12月14日 12:14

どうも、ただいまです。

ん、なにが「ただいま」? って感じだろうけど、
あー、その実は、ゼミ合宿なるものに行っていたんです。

「へぇ、そうなんだ。ゼミ合宿かぁ。なかなか楽しそうでいいじゃん」

いえいえ、それは大学生の現実を知らないというもの。



みんなグーグルで一体なにを検索しているんだよ



そもそも僕はゼミに全然打ち解けていない。
ゼミの飲み会だって苦痛で仕方ないのが実情。

飲み会の3時間そこらでかなり限界だ、ってのに
今回は、金曜から日曜の2泊3日コース。

これはナニ? 拷問なの?
オレがなにか悪いことでもしたのかよ!
どうしてこんな目に遭わなくちゃいけないんだ……。

と、まぁ行く前から憂鬱度MAXな状態だったりして、
もしかしたらこれがきっかけでオレはもう立ち直れないかもしれない。
そんなことを思ったりもしたんです。
だから、ゼミ合宿に行くことは黙ってた。
ってか、このイベント自体、自分の中では一瞬にしてなかったことになるんだろうな、と。
消したい記憶になることがわかっていて、わざわざ参加する、
こんなバカなことないよ……。

============

ええ、消えない思い出になりました、この3日間。

うん、びっくり。
楽しかった。

予想外です。
まさか自分が楽しめるなんて。

やっぱりいっしょの時間を共有することでしか仲良くなれない。
同じ釜の飯を食べることでみんなとの絆を強めることができた!

うん、そういうのは別に……。
もう今さらな感じがするし、結局僕がゼミの中で浮いているのはどうすることもできなかった。

でもなんか違うな、って思ったのは案外そんなことみんな気にしてないんだよ。

例えば、中学や高校でのクラスを思い浮かべてもらえればいいんだけど、
そこでは必ず友達とつるんでいる必要があった。
そうしなくちゃいけないんだって、強迫観念みたいなものがあった気がする。

大学も結局はその延長線上の意識で、
だから「便所飯」なんかがネタとして機能したりもする。

ゼミのみんなとワイワイ盛り上がれないオレはダメな人間で、
みんながオレのことを「気持ち悪い」って陰で言ってるよ。

自意識過剰。

ホントそうだわ。
もう誰もそんなことをいちいち気にしてなんかいないよ。
浮いてるヤツがいるってことは、わざわざとり上げるようなおもしろいことじゃなく、
みんなスルーしてる。

今回合宿に行ってわかったことは、
「アイツはひとりでいるのが好きなんだろ」ってみんなに思われてること。
そんでそれをバカにするかっていうと、
大学生って、実はもうそんな子どもじゃなくて、
「まぁそういうものなんだろ」と、ほっといてくれる。

それだけのことだ。

だから、結構気楽だった。
合宿中、ひとりでポツンとしているときもあるし、
誰かとしゃべってるときもあるし。
やっぱり2泊3日もあると、なにかしら話すきっかけみたいなものは自然と生まれたりする。
それにいつもと違うところに来ているからか、
ちょっとした開放感があって、少しはみんなと仲良くできた、かな?

傍から見たら終始無表情で、すごくつまらなさそうにしていたかもしれないけど、
実はあんなんで僕、すごく楽しかったりもしたんですよ。全然伝わってないかもだけど。

うん、悔しいぐらい楽しかった。



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